第一回金沢黒鱗倶楽部かかり釣り大会

優 勝 福島 裕明殿 (石川茅渟釣倶楽部) 64cm (2尾合計)
二 位 万年 秀憲殿 (石川茅渟釣倶楽部) 60cm (2尾合計)
三 位 植松 正人殿 (北陸銀鱗聖釣会) 30cm (1尾寸))

総評・・・ サイズ的には満足できるサイズではありませんでしたが、前日の試釣と当日の状況か
      ら上記3名の他、茅渟を釣られた方は賞賛に値する釣技であることを此処に明記させ
      て頂きます。


 大会前日、試釣と清掃を兼ねて竿出しするも、丸貝の反応は極めて薄く、小粒丸貝にチンタ(30cm未満)が反応するだけで良型は
難しそうである。午前中で試釣を辞め、各筏とカセをデッキブラシ片手に清掃して回る。予想を上回る参加人数の為、常設の筏、カセ
では足りなくなってしまった為坂本組合長と相談しながらカセを繋ぐポイントを見て回りカセを移動し、本番に備える。
 事務所に戻り抽選表の作成と前乗りの方の為事務所を掃除して景品を飾る。
 前乗りの方々はオール能登ビビンバ倶楽部(何でビビンバなのか不明だが・・・)の方々がBBQをされるそうなので私とせいちゃん
が仲間に入れてもらうことになった。
BBでは若旦那オンステージと言ったところでしょうか!大変楽しく飲まさせて頂きました。焼肉。焼きそばと豪華メニューで料理長の
キスケさん大会不参加は残念でしたがご馳走様でした。

写真左から高島さん・キスケさん・せいちゃん・私・小塚さん・蓮沼さん、撮影若旦那)

 さて、大会当日3時半頃より続々と顔見知りの方や初めて方等腕利きの茅渟師が集まってくる。随時受け付けと共に釣座抽選を行い
ポイントが決まっていく。
駐車場にズラリと並んだ車の後ろ荷物を降ろし渡船を待つ姿は壮観なものがある。

渡船を待つ茅渟師達

 5時渡船開始(段取りが狂い渡船時にご迷惑を御掛けした事を深く御詫び致します。)あの時若旦那さんに「あせんな!時間はある!」
と声を掛けて頂き少し落ち着きました。若旦那有難う!
 流石、年の功!失礼!
余談はさて置き、船頭さんの持ち船4隻と何時もの渡船そして船外機付きカセの6隻で準備ができ次第出船する。
私は小塚さんと船外機付きで皆を送り出してから最後に出船する。カセを掛ける場所は皆を見渡せる志ヶ浦の中央付近の牡蠣棚に取り
付ける。
先に出船した方々を見ると竿が曲がっている様子は無く、モーニングサービスは無いようだ。(昨日の様子から言っても仕方ないのかもし
れない)まず、丸貝をパラパラ撒いて見るが潮は動いていない様だ。丸貝を落とし込んでいた小塚さんが「丸を取られた!」言っている。
再度落とし込むがアタリは無い様だ。
私の落とし込んだ2.5cm位の丸貝にアタリが出た。「コツン」と前アタリがでたが待てど暮らせど食い込む様子が無い。ゆっくりと動かす
と餌取りが触ってくるのでそーっと貝を回収してみると貝が「グチャ」と潰されていた。何か違和感を感じて潰すだけで諦めたのだろうか?
そんな事なら前アタリで合わせれば良かった。どうしても初アタリは慎重になりすぎる感がある。その後何度と打ち返すもアタリは全くなく
なってしまた。暫くすると前方のカセに乗っている家谷さん能登たつのこ会)がポンピングしている様だ。
サイズは解らないが茅渟だった様だ。その後、丸貝での反応が余りにも無いので両貝・半貝・剥き身と打ち返すも餌取りのアタリすら殆
ど無い真冬の釣りのような感じになってきた。朝の時合いも一瞬で終わり、満潮の潮止まりの前に(って殆ど潮は動いていないのだが・・・)
小塚さんの工藤スペシャルが撓る?釣れたのは鯛焼きサイズ。直ぐにリリースした。私には餌取りのアタリも無く剥き身が何分も触られな
い。動かしても、落ち着かせても何の反応も無い!周りからは「何もおらんな〜」とか、「剥き身も触らん!」とか悲惨な声が聞こえてくる。
自分の釣りどころではなくなってきた!どこかで竿が曲がらないかと辺りをキョロキョロするばかりで全く釣りに集中できない。

           
風で帽子を飛ばされた蓮沼氏                 動く筏で苦戦の小泉氏・長尾氏


                             
これから始まる苦戦も知らず、糸を通す鎧塚氏とせいちゃん

 「う〜ん、こんな時に団子があれば・・・。仕方なくイガイを採取してグチャグチャに割り、大量投入する。反応がでるには30分程かかる
だろうか・・・
 満潮に向かい潮が止まりかけた頃、小塚さんの竿が撓った!人の竿の撓ではなかなかサイズまでは判断できないが鯛焼きサイズで
はない様だ。何度か巻き上げたところで「すぽっ」っと抜けてしまった。本人曰く、「35〜40cm位ですかね〜?」やっと茅渟らしき姿が見
れると思ったが残念であった。
 しかし、こんな悪条件の中何枚か釣れたという情報が入ってきた。サイズ的には納得できるサイズではないだろうが、茅渟の顔を見ら
れるだけでも今日は納得しなければならないだろう。
 午後に入り福島氏(石川茅渟釣倶楽部)が取り込んでいる所を見たがサイズは解らなかった。その後は釣果も聞かれることなく、時間
だけが過ぎ去って行く。私と年長部員3名は2時半に上がり、表彰式とお楽しみ抽選会の準備にとりかかる。せめて抽選会位は盛り上が
りたいのだが・・・
 3時になり続々と帰船が到着する。数少ない茅渟を検寸する。この厳しい中2枚釣った方、30cmUPを釣った方敬服致します。
 結果は上記の通りでしたが、山村氏(金沢黒釣会)・井口氏(北陸銀鱗聖釣会)の両氏が27cmを1枚づつ釣り上げておられました。
 石川茅渟釣倶楽部さんは1・2フィニッシュと実力は見せられました。
優勝された福島氏には優勝盾と副賞に私の師匠作の「章作」筏竿が贈られ、二位の万年氏にはリョービメタロイヤル筏60.三位の植松
氏には私作のたも柄(恥ずかしながら・・・)が贈られました。
表彰式終了後、待望?のお楽しみ抽選会が行われ何とか無事大会を終了することができました。

 本大会に後援頂いた北国新聞社様、協賛頂いたクレハ様、協力頂いた上州屋東大通り店様
新崎釣り筏組合様、又、各倶楽部(名称略)団体様には心より御礼申し上げます。

 表彰式、お楽しみ抽選会の模様は下記の通りです。
                        

  
優勝された福島氏(石川茅渟釣倶楽部)と茅渟

  
二位の万年氏(石川茅渟釣倶楽部)               三位の植松氏(北陸銀鱗聖釣会)


  
まっちゃん(坊主同盟)と抽選を待つ面々            北陸の茅渟釣り界の重鎮、金子氏(ちぬ酔人)


  
狙いはポンチョ?山村氏(金沢黒釣会)             帽子を飛ばされた蓮沼氏(金沢黒釣会)


  
                連続、電化製品をゲットされた北陸銀鱗聖釣会の小泉しと長尾氏

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